〔建築設計について〕 フォントサイズ(中)で快適に見れます


一般的な設計から建物が出来るまでの工程を下記に記載します。
建築設計について大小に係わらずお気軽に質問してください。


☆設計から建築物が出来るまでの工程☆



1 無料相談 まず、気軽に何でもご相談ください。
〔新築・増築・改修・解体のことから業者等の選定、概算工事費など〕

(初期相談は無料です。 まず、電話またはEメールで日時等の都合をお聞かせください。)
TEL : 0475-52-3141 - - - Eメール : info@watari.ecweb.jp 
2 希望事項の確認 ご希望の条件を基に、スケッチ図面を作成いたします。
〔敷地条件や家族構成等を聞取り調査させて頂きます。〕
(この時点で、図面作成や調査における若干の事務所経費が生じます。)
 
3 関係法令等
事前調査
現地や役所等に出向き、関係法令や敷地状況等を事前調査いたします。
地域や規模により色々な規制が掛る場合があります。

(調査内容を考慮しながら計画図面を調整していきます。)
この時点の調査は、事前的なものです。
4 計画図面ご提案 ここで、計画平面図をご提案いたします。
(気に入ったPLAN内容に成ったら嬉しいです。)
奇門や鬼門などの方位が気になる方はこの時点に於いて検討できます。(場合により有料)
風水とは易経の[水風井:suifuhsei:風通しの良い水場]が語源です。
5 設計・監理契約 法に定められた重要事項を説明させて頂き、見積書をご提出いたします。
納得のいく業務タイプを選択して頂き、ご成約となります。

設計監理費は建築物の種類やグレードに依っても大きく変ってきます。(住い・貸し家・物置・事務所など)
当社では〔国土交通省告示第15号・第670号に準拠した計算方法〕を参考にして算定いたします。
(この方法も地域性や事務所の理念により若干の違いが出ます。)

設計及び工事監理には内容や業務量により委託料金にもランクがあります。
一般的・特徴的デザインや安全度、建築主の所得階級などから要求の度合いも変化します。
業務費用は設計業務委託等技術者単価"技師(C)"を基準として算定します。

6 基本設計 計画図を基に、予算を考慮しながら 立面デザインなどの検討をおこないます。
業務のタイプにより同時進行で設備設計の基本設計がおこなわれます。

(建築確認申請に用いる程度の内容です。)
(概算工事費とはあくまで統計上の数字であり、簡単な話"坪当りなんぼ"と同じようなものです。)

この時点において建築確認申請及び建築物省エネ法適判などの関連申請もおこないます。

7 実施設計 意匠と構造、構造と設備、設備と意匠といった総体的バランスの調整をしていきます。
関係法令などについて官公庁等と協議打合せをします。
設計がまとまった時点で「積算」により「工事費内訳明細書」を作成いたします。

(実施設計がまとまった時点で積算により工事費内訳書を作成します。)
(設計積算は必須事項です。)
※ 積算をすることにより設計の不具合等を発見したり出来るので大切なことです。
8 入札 工事業者を選定する為に入札を実施します。(推奨)
最近は官公庁の場合、電子入札に依ります。(談合がやりにくい)
(もちろん、お気に入りの工事業者に特命発注をする事もありです。)
(直営工事の場合は業種別ごとに、それぞれの工事業者から見積書を提出して頂きます。)
(官公庁工事の場合、談合を避ける為に予定工事費を事前に発表する様になりました。)

※ 業者選定するときは最近の完成物件等を見学するなど目で確認することも大事です。
(見学などして住人から感想を聞くときは、同行させていただくこともあります。)

9 請負業者決定 入札参加者の中から数種の条件を満たした業者に決定いたします。
(特命発注の場合は見積内訳書を提出して頂きます。)
(特命業者でも見積内容などで条件を満たしてるかを判断する場合も有ります。)
 
10 工事請負契約
立会い
工事業者との契約に工事監理者として立会います。(業務範囲に拠ります。)
契約書の書式は一般的に民間連合協定の工事請負契約約款を使用します。

(工事監理者とは設計監理者をあらわし、現場管理者=現場監督とは違いますのでご注意。)
(業者独自の契約書約款は、依頼者に不利になるケースが多いので避けた方がよいでしょう。)
 
11 地鎮祭
着工・起工
神道(神官=神社)・仏道(和尚=寺院)などの方法があります。
お供えには"奉献"と書きます。(神仏に献上奉る)
(お祓いの行事です。 地鎮"Tokoshizume"と工事の安全を祈願します。)
(吉日を選定し、ご近所へのご挨拶や起工もこの日におこなうと良いようです。)
この間工事監理をおこなうことで、欠陥防止に繋がります。もちろん有料でお願いします。
12 上棟式 建築物の骨組が立上がります。 上棟式は地鎮祭と同様に執り行います。
上棟式でお金や菓子、親餅を投げるのは厄を投げる、拾った人は皆で厄を消化する。
(同時に多くの知人親戚を集めることにより工事の状況を見て頂く事で欠陥防止効果もあります。)
(5色の御幡は、蒼龍[青:E]・朱雀[赤:S]・白虎[白:W]・玄武[黒:N]の四神と麒麟[黄:C]の央神を現します。)
(五行の色順は東側より[青帝:木]・[赤帝:火]・[黄帝:土]・[白帝:金]・[黒帝:水]となります。)
この間工事監理をおこなうことで、 欠陥防止に繋がります。
13 完 成
(竣工式)
引渡の前に、業務範囲にも依りますが設計監理者による完成検査をおこないます。
引渡しを受け建築物の登記をします。  そして、完成のお披露目〔竣工式〕です。

(竣工式の前に関係機関の工事完了検査も済ましておきましょう。)
(入居前のお祓い行事と同時に、工事関係者に対してのお礼の意味も含んでおります。)
 
14 保証期間
そ の 他
構造や防水等の保証書は内容を確認してから受取り、保管します。
(設備機器等は使用説明を受け、後々困らないように関係書類はまとめておきます。)
(設備トラブルなど、業者への緊急連絡先を把握しましょう。)

☆契約にはトラブル抑止効果があります☆




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