☆JW_CAD教室-2☆ フォントサイズ(中)で快適に見ることが出来ます。   

≪最新版は現在 Jw_Cad Ver8.24a です。≫   

☆≪INDEX≫目次☆

■1 インストール≪Jw_Cad Windows≫
■2 基本設定のカスタマイズ(1) <環境>
■3 基本設定のカスタマイズ(2) <画面ツールバー>
■4 図面を書く前に(1)・・・・・≪用紙と縮尺≫
■5 図面を書く前に(2)・・・・・≪レイヤグループとレイヤ≫
■6 図面の書き方(1)・・・・・≪補助線・基準線≫
■7 図面の書き方(2)・・・・・≪壁の配置≫
■8 図面の書き方(3)・・・・・≪柱の記入≫
■9 図面の書き方(4)・・・・・≪開口部の記入≫

■10 図面の書き方(5)・・・・・≪シンボル図形≫
■11 図面の書き方(6)・・・・・≪線種記号変形≫
■12 図面の書き方(7)・・・・・≪寸法記入≫
■13 図面の書き方(8)・・・・・≪ハッチング≫
■14 図面の書き方(9)・・・・・≪図面コピー≫
■15 図面の書き方(10)・・・・・≪特種文字≫
■16 図面の書き方(11)・・・・・≪画像・写真読込≫


J. ■10 図面の書き方(5)・・・・・≪シンボル図形≫

  1. あらかじめ-[設定(S)]--[線属性(C)]-で-[線種]-又は-[レイヤグループ]-を選択しておきます。

  2. -[その他(A)]→[図形(Z)]-で選択のダイアログが出るのでのツリーで[JWW]の入ってるファイルを探す。

  3. ファイル名が[JWW7.03]だとして-[JWW7.03]→[【図形01】建築1]-で右側にサムネール又はリストが出ます。
    サムネールとリストの切り替えはファイル選択ダイヤログの左上のリスト表示のチェックボックスで行います。

  4. 出てきたサムネール上で-[左Wクリック]-すると先に開いていた元の図面上にクリックした図面(赤)が現れます。

  5. -[赤い図面]-を目的の位置になるように配置して-[左クリック]-すると配置できます。
    交点などにあわせる場合は目的の交点上で右クリックします。
    このとき、少しずらして配置してから-[移動]→[基準点変更]-で位置あわせの調整ができます。


 (※ 図面を配置するときに右クリックすると基準点が交点上に貼付きます。)
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K. ■11 図面の書き方(6)・・・・・≪線種記号変形≫

  1. あらかじめ-[線種]-又は-[レイヤグループ]-を選択しておきます。

  2. -[その他(A)]→[線種記号変形(S)]→[JWW]→[【線記号変形A】]→[線記号選択]→[貼付け]

    ※ 建築・設備・電気・配管・水栓・排水記号・屋外排水などがあります。
    ※ 【線記号変形】は予め書いてある指示した直線を指定位置まで変形すると同時に新たな記号や図形を貼り付けながら作図する事です。


  3. 貼り付け方は、シンボル図形で出てきたサムネールを-[Wクリック]-と同様にします。

  4. 建具記号や隋円記号は-[Wクリック]→[貼付]-で文字記入欄が出ますので記入して確定-[ENTER]-します。

  5. 次に進む場合は左上の-[記号選択]-で別記号を選択します。

  6. -[線記号変形(S)]-の解除は-[範囲]-など他のメニューを指定するとできます。

 (※ シンボル図形との相違点は既存の線が伸縮・変形することです。)
INDEX
 
L. ■12 図面の書き方(7)・・・・・≪寸法記入≫

  1. -[作図(D)]→[寸法(M)]-又は-[寸法]-を選択します。

  2. 傾き[]は[▼]又は[0/90]で選択し、-[=]---[少数桁1]-[端部●]-を選択します。
    -[設定]-で寸法の基準値が設定できます。

  3. 寸法線の始まる位置でクリックすると薄い赤の点線が現れます。

  4. 寸法線の終わる位置で再度クリックするとちょっと濃い赤の破線が現れます。

  5. 記入したいポイントで右クリック(交差してる場所を指す)したら、次々と指定していきます。

 (※ 途中、寸法線を省く場合には次の交点をクリックするときにのみ、1回だけ左クリックします。)
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M. ■13 図面の書き方(8)・・・・・≪ハッチング≫

  1. -[作図(S)]→[ハッチ(H)]でハッチング範囲の線上を左クリック指定していきます。
    最初に波線が出ますが最終指定をすると直線になり指定終了。
    ※ 閉じた多角形を範囲指定することも出来ます。

  2. -[3線]-を指定するとRC断面に用いる3線ハッチがいっぺんに表示にできます。

  3. 角度-[45] ピッチ-[10] 間隔-[1]-で-[実行]-をクリックしてとりあえずRC断面のハッチングができました。
    ※ 縮尺により出方が違いますので注意してください。
    ※ 図面上の寸法でセットする場合、[実寸]にチェックを入れてください。


  4. レンガ模様にチェックして、角度-[0] ピッチ-[10] 間隔-[30]で-[実行]-とするとレンガ模様が出来上がります。
    ※ 天井伏せ図を書く場合に便利です。

 (※ 基本的な種類は、1線、2線、3線、馬乗り目地、図形である。)
 (※ 2重以上の閉鎖図形(閉鎖図形の中に閉鎖図形がある時)を選択して行うと、外側から偶数番目の図形内が中抜けハッチになる。)
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N. ■14 図面の書き方(9)・・・・・≪図面コピー≫

  1. 別の図面や過去図面の一部をコピーして使いたい場合に有効です。

  2. まず、-[スタート]→[JWW]又はデスクトップの-[JWW]-アイコンを指定して、もうひとつ別のJW_CADを開きます。

  3. 別のJW_CAD上でコピーしたい部分を-[編集(E)]→[範囲選択(S)]-を指定し、右クリック(文字も選択)します。
    ※ 文字のコピーが必要なかったら左クリックです。
    ※ -[範囲選択(S)]-の時点で-[切取り選択]-及び-[範囲外選択]-を選択できます。


  4. -[範囲選択]-で選択部分が赤くなったら-[編集(E)]→[コピー(C)]-を選択し、別のJW_CAD画面に切り替えます。
    ※ 下のタスクバーのスタートボタンの隣にに呼びだしたJW_CADアイコンが二つ表示されてます。
    ※ この時、貼付け側画面のレイヤグループ(縮尺変更に注意する)を使用していないグループに変えておくと失敗が少なくなり便利です。

  5. 貼付け側CAD画面で-[編集(E)]→[貼付け(P)]にすると赤色の図面が表れるので枠右下の縮尺を確認し、図面を貼り付けます。

  6. -[範囲選択(S)]-[基準点変更]-を指定してコピーした図面のどこかコーナー部又は交差部を右クリックして基準点を変更します。

  7. ツール-[移動]-をクリックして目的の場所に移動して貼付けます。
    ※ このとき右クリックで交点に貼り付けできます。

 ( )
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O. ■15 図面の書き方(10)・・・・・≪特種文字≫

    □ JW_CADの便利な機能であるいろいろな特殊文字の一部を紹介します。
    「$」の代りに「&」を使用すると、数値が1桁の場合頭に空白を1つ付けます。
    「$」の代りに「%」を使用すると、数値が1桁の場合頭に 「0」を1つ付けます。

  1.  埋込み文字 A (自動変換されます)
     (※ 図面を開くたびに表示が変わることがあるので注意を要します。)

    $j : 現在の年月日(西暦)   $J : 現在の年月日(平成)
    $y : 年(西暦の下2桁)     $Y : 年(平成)
    $m : 月
    $d : 日
    $H : 時(24時制)        $h : 時(12時制)
    $n : 午前のとき"AM" 午後のとき"PM"
    $N : 午前のとき"前" 午後のとき"後"
    $M : 分              $S : 秒
    $F : ファイル名(フルパス)   $f : ファイル名(拡張子なし)

  2.  埋め込み文字 B
     (※ 図面を開くたびに表示が変わることがあるので注意を要します。)

    %y : ファイルの保存年(西暦下2桁)
    %m : ファイルの保存月(西暦下2桁)
    %w : ファイル保存の曜日に変換(日〜土)
    %ma : 保存の月に変換("JAN"〜"DEC")
    %wa : 保存の曜日に変換("SUN"〜"SAT")

    変換形式は"="のとき"%"と同じで、"_"のとき"&"と同じ〔動作しないことも有るようです〕

    作図時間:%T
    強制改行:^m

  3. 特殊文字
    ※ 文字間隔を伸したり縮めたり、文字を大きくしたり小さくしたりする機能です。

    ・・ : 均等割付(文字列の最後に必要文字数だけ全角中点、半角中点は最後の一点のみ)
    ^2 : 均等縮小(文字列の最後に記入、数字は半角に換算した文字数)
    ^u : 上付き文字(記号の後ろの文字が、小さくなって上にあがる) [記入例:m^u2]
    ^d : 下付き文字(記号の後ろの文字が、小さくなって下にさがる) [記入例:m^d2]
    ^o : ずらし文字(記号の後ろの文字が小さくなって、記号の前の文字と重なる) [記入例:○^oア]
    ^b : ずらし文字(記号の後ろの文字が、記号の前の文字とちょっと重なる) [記入例:P^bL]
    ^B : ずらし文字(記号の後ろの文字が、記号の前の文字とだいぶ重なる) [記入例:P^BL]
    ^c : 縮小文字(記号の後ろの文字がちょっと小さくなる) [記入例:^cC^BL]

  4. 飾り文字(文字列内の一部分だけ変える)
    ※ 太文字、斜文字、下線付き文字などにする機能です。

    ^! : 太字(記号から後ろの文字が、太字になる) [記入例:あい^!うえお]
    ^/ : 斜体(記号から後ろの文字が、斜体になる) [記入例:あい^/うえお]
    ^_ : 下線(記号から後ろの文字に下線がつく) [記入例:あい^_うえお]
    ^- : 取消線(記号から後ろの文字に取消線がつく) [記入例:あい^-うえお]
    ^$2 : 色変え(記号から後ろの文字の文字色が変わる[数字は線色番号]) [記入例:あ^$1い^$2う^$3え^$4お]
    ^# : もとに戻す(記号から後ろの文字は標準にもどる) [記入例:あ^-^!^/いうえ^#お]

  5. 重ね文字(特殊文字の応用)
    ※ 文字と文字や記号を重ねる機能です。

    "○"+"ア" ⇒ ○^oア     "□"+"ア" ⇒ □^oア
    "○"+"1" ⇒ ○^o1     "○"+"1" ⇒ ○^o1
    "○"+"1" ⇒ ○^n1     "□"+"1" ⇒ ○^n1
    "P"+"L" ⇒ P^bL     "P"+"L" ⇒ P^BL
    "c"+"L" ⇒ cC^BL     "○"+"半角2文字(例"20")" ⇒ ○^w20

 (※ JW_CAD以外にはない機能なので、他のCADソフトと図面をやりとりする場合にはあまり使用しない方がよろしいかと思います。)
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N. ■16 図面の書き方(11)・・・・・≪画像・写真読込≫

  1. 写真や画像などを貼り付けたり古い図面をトレースする場合に有効です。

  2. JW_CADに標準装備されているものは、"BITMAP"・"JWS"などが有りますが、"Susie_plug-in"を導入することにより、"JPEG"や"GIF"・"PNG"などを表示することが出来るようになります。
    ※ "Susie_plug-in"は、別途検索して自己責任に於いて導入してください。(導入は簡単です。)

  3. まず、-[編集(E)]→[画像編集(G)]→[画像挿入]-で表示されたダイヤログボックスの-[bitmap▼]-をクリックし、"PNG"などの目的の拡張子に変更して画像ファイルを選択、-[開く(O)]-をクリックしてからJW画面上の目標地点でクリックすると画像等が貼り付きます。

  4. 画像の左下隅部分に画像データーの表示が有ります。 左押12時ドラック-[文字]-で文字入力ツールボックスが出た状態で当該画像左下部を右クリックすると画像データーが表示されます。
    ※ あらかじめ範囲選択の終点右クリックでデーターの位置を確認しておくと解りやすいです。

  5. 画像の大きさを変更する場合は、データーの後部(例・・・.PNG,100,70.625)等の数字部分だけ、つまり、","以下を100→200[enter]とすると、画像の大きさが200%の大きさになります。
    ※ 画像の大きさを示す数値の変更は、最初の数字のみ変更で、以下は自動計算されるようです。
    ※ 事前にどのくらい拡大縮小するか計測等して調べておくと万全かと思います。
      スキャナー読みの画像など背景が白の場合はCAD画面を白くすると見やすくなります。

  6. 画像を背景にして、CAD側と寸法を合わせると図面として使用できる場合が有ります。 もちろん、寸法線や文字などを追加することが自由に出来るようになります。
    ※ 画像とは別のレイヤーにトレースして後に画像レイヤーを消す方法も出来ます。
    ※ トレースの場合、地図の等高線などは、-[作図(D)]→[曲線(J)]→[スプライン曲線]-作図-[作図実行]-で描くことが出来ます。

  7. -[画像挿入]-画面で-[トリミング]-すると図面枠外部分を消すことが出来ます。
    ※ 図面枠のタイトル部分などの背景に画像が現れないようにするには、ソリッドを使用して白色で塗りつぶしましょう。
    ※ 画像の部分ゴミを隠す時は、同様にソリッドを使用するか、あらかじめ画像ソフトで加工しておきます。

  8. -[画像同梱]-をクリックすると、JW図面に画像が同梱されます。(画像データー分ファイルが重くなります)
    ※ これで、案内図やプレゼン図面などが簡単に作れるようになりました。

 ( 改修工事や解体設計をする場合で、古い青焼き図面しか残っていない場合などにもってこいの方法です。 )
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